夏季賞与不支給から一転、1.0ヶ月の支給となったのはありがたいと思いましたが、夏季賞与の支給の調査(下記サイト)では1459病院のうち不支給は0.8%、減額は27.2%、その他は昨年度同等または増額との調査結果がありました。コロナ渦の中でどの病院も厳しい状況であるにも関わらず、多くの病院がスタッフにそれ相応の賞与を与えていることに驚きました。

経営側の視点がどこに向いているかによってこんなにも差が出るものなんだと。

オリンピックが決まった2020年は建築費の高騰が言われていました。そのことを考慮すれば2020年に新しい建物を建築することや、リウマチ痛風センターの外壁の塗装などは時期をずらすこともできたはずですし、無駄の多い予算が組まれていたのではないかと思います。特にリウマチ痛風センターの外壁は西A,B病棟に比べれば綺麗であったのになぜ塗装をし直したのでしょうか。経営陣は湯水のように建物に金をかけ、足りなければスタッフの給料を減額する。世論に叩かれなければスタッフのことはどうでもよかった。今となってはそんな風に思います。

どんなにきれいな建物を建てようとも中で働くスタッフがいなければただの箱物です。

一労働者として病院経営が厳しいことは理解をしていますし、少しでも上向くようにとても微力ですが努力をしています。経営側が建物ではなくスタッフに目を配り、全職員が経営を上向かせるように努力できる環境、労働条件を提示してスタッフを大事にする姿勢こそが、理事長の言うオール女子医大でこの危機を乗り越えられるのではないでしょうか。

夏季賞与の件で理事会の姿勢に変化があったと組合だよりに掲載されていました。今後の理事会の姿勢は今まで以上に労働者、組合、そして世論に注視してされていくと思います。


https://www.kango-roo.com/work/7797/
日本病院会・全日本病院協会・日本医療法人協会「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況の調査(2020年度第1四半期)」を基に看護roo!編集部で作成


定期昇給なしについて=納得できない 
夏期賞与なしについて=納得できない
一時帰休について=分からない 
休業要請と補償=罰則付きで休業命令をするべき(一部補償有り)
大企業返済不要出資=体力のない中小企業にこそ手厚い融資必要 
COVID-19の政府対応=どちらからといえば評価しない
COVID-19の職場への影響=ある程度影響している
安倍内閣=支持しない
安倍内閣理由:=森友・加計学園、公文書偽造、検事総長の件など闇の部分が多すぎる。コロナ渦でも官民談合が疑われる事例もあるが説明されていない。権力に寄り添う人、会社だけ得をする構図には納得できない。 
 
職場:=河田町本院
性別:=その他
年齢:=30-39